「企業価値に資する人的資本経営」シンポジウムに参加しました｜雇用クリーンプランナー

一般社団法人クレア人財育英協会は、2025年3月6日、慶應義塾大学にて開催された「企業価値に資する人的資本経営」研究コンソーシアム2024年度公開シンポジウムに参加いたしました。

本シンポジウムでは、人的資本経営に関する最新の研究成果と実務知見が共有され、「人材＝コスト」から「人的資本＝未来価値」へというパラダイム転換が強く打ち出されました。特に「人的資本経営2.0」では、変化に強い人と組織をいかに育てるか、経営戦略にどうリンクさせるかが企業価値向上の鍵であると指摘されました。

また、IR（投資家リレーション）やPR戦略においても、従来の財務指標だけでなく、ハラスメントの有無や職場の心理的安全性、ダイバーシティへの取り組みが投資家の関心を集めている現状が明らかにされました。

この視点は、私たちが推進する「雇用クリーンプランナー」資格の使命とも深く重なります。ハラスメント対策は、単なるコンプライアンス対応ではなく、人的資本を守り、組織のイノベーションと企業価値を支える“土台づくり”そのものです。

株式会社クレアは、今後もこのような学術的かつ実務的な知見を積極的に吸収し、「人を守ることが未来への投資である」という理念のもと、雇用クリーンプランナーの社会的役割を広げてまいります。

心理的安全性の高い職場こそが、人的資本を最大限に活かす舞台であり、ハラスメント対策はその実現に欠かせない戦略的アクションであると、改めて確認できた貴重な機会となりました。

【主催】「企業価値に資する人的資本経営」研究コンソーシアム
【開催日】2025年3月6日（木）
【会場】慶應義塾大学三田キャンパス