2025.06.19
「ハラスメントの種類」を一挙解説──職場で起きる10類型と最新対策|雇用クリーンプランナー
■ ハラスメントの定義と社会背景
ニュースURL: 厚生労働省「職場のハラスメント対策」
引用内容:
厚生労働省は、職場におけるハラスメント対策を強化するため、パワーハラスメント(パワハラ)・セクシュアルハラスメント(セクハラ)・妊娠・出産等を理由としたハラスメント(マタハラ)など様々な類型を明確化し、事業主に防止措置を義務付けています。近年はカスタマーハラスメント(カスハラ)、オンライン誹謗中傷といった新たな問題も加わり、ハラスメントの概念は複雑化・拡大し続けています。
■ 「ハラスメントの種類」10大類型と概要
厚労省が示す従来の定義に加え、社会的な変化に伴い増えている事案を含め、代表的な10類型をピックアップします。
- パワーハラスメント(パワハラ)
優越的地位を背景に、業務の範囲を超えた精神的・身体的攻撃を行う行為。 - セクシュアルハラスメント(セクハラ)
性的な言動やジェンダー差別発言によって相手を不快にさせる行為。 - マタニティハラスメント(マタハラ)
妊娠・出産・育児休業などを理由に不利益を与える行為。 - カスタマーハラスメント(カスハラ)
顧客や利用者が、度を超えたクレームや暴言を浴びせる行為。 - スメルハラスメント(スメハラ)
体臭・香水などの過度な香りが、周囲に苦痛や不快感を与える行為。 - リモートハラスメント(リモハラ)
オンライン会議やチャットでの暴言、カメラ強制、プライベート空間への過干渉など。 - アルコールハラスメント(アルハラ)
酒席への強制参加や飲酒の強要によって相手を追い詰める行為。 - ジェンダーハラスメント(ジェンハラ)
性自認や性的指向に対する侮蔑、ステレオタイプな役割分担の押し付け。 - オンライン誹謗中傷(ネットハラ)
SNSやチャットツール上での中傷、脅迫、個人情報の晒し行為。 - エイジハラスメント(エイハラ)
年齢を理由に差別や不当な扱いを行う行為。若年層・高齢者双方が対象となり得る。
■ ハラスメントが深刻化する3つの理由
- 職場多様化と価値観ギャップ
組織内の文化・年齢・国籍・ジェンダーなどが多様になり、意図せず差別・偏見を助長するケースが増加。 - 法制度の未整備・認知不足
改正労働施策総合推進法などの法令はあるが、事業主・従業員が正しく理解・運用できていない。 - 相談体制・証拠保全の不備
被害者が声を上げにくい環境や、相談窓口が形骸化している職場では、ハラスメントが潜在化・長期化しやすい。
■ 雇用クリーンプランナーの視点でみる具体的な対策
「雇用クリーンプランナー(ECP)」では、ハラスメントを“制度・運用・教育”の三方向から総合的に予防します。以下、代表的な3つの対策をまとめます。
● 証拠の可視化で自衛力を高める
録音・メールログ・チャット記録など、エビデンスを確実に残すことが重要です。
参考リンク:厚労省「ハラスメント対応ナビ」
1次相談を可視化するツールや匿名報告フォームを整備して、社内外の専門家(社労士・弁護士等)にも共有しやすい仕組みをつくりましょう。
● マニュアルと相談体制の整備
ECP資格保有者が中心となり、以下の要素を含むマニュアル作成を推進します。
・各ハラスメントの定義と言動例
・相談窓口の連絡先(社内・社外)
・迅速な調査フロー(被害者保護・加害者聴取・再発防止)
定期研修で周知するだけでなく、社内サイトや掲示板に常時掲示し、アップデートを継続します。
● メンタルケア体制との連携
社労士・公認心理士・産業医と連携し、早期発見・早期介入を目指します。ハラスメントが長引くと、被害者・加害者双方の精神的ダメージが深刻化し、労務トラブルや離職を招くため、ストレスチェックや定期面談を行い、小さなサインを見逃さないことが大切です。
■ まとめ(読者への注意喚起・アドバイス)
「ハラスメントは種類が多く、境界線があいまい」と感じたら、まずは自分の職場でもあり得ると認識してみてください。
・相談窓口の場所・方法を再確認
・日々のやり取りを記録する習慣づけ
・客観的な証拠と第三者の力を借りる
こうした行動が、被害者だけでなく組織全体を守ります。状況が深刻な場合は、遠慮なく弁護士や行政窓口(都道府県労働局など)を活用しましょう。
■ 「雇用クリーンプランナー」資格取得のススメ
「雇用クリーンプランナー」は、ハラスメント対策や労務トラブルの予防を実践する専門資格です。
・社内マニュアルの作成 ・研修講師 ・相談窓口対応などに即活用でき、オンライン完結・24時間いつでも学習可能。
詳しくは公式サイトをご覧ください:https://caa.or.jp
■ よくある質問(FAQ)
- Q. ハラスメント被害を受けたら、どうすればよいですか?
- まずは証拠(録音・メール・日付入りメモ)を残し、社内相談窓口または外部相談機関(都道府県労働局など)に速やかに連絡しましょう。
- Q. 雇用クリーンプランナー資格は誰でも取れますか?
- 年齢や職歴に制限はありません。企業人事や労務担当だけでなく、福祉業界や学生も学習可能です。
※本記事は一般的な情報に基づいて作成されたものであり、個別の法的助言を目的とするものではありません。必要に応じて、弁護士または各自治体の相談窓口へご相談ください。
